8月6日
私があれこれ書いたり語ったりするのは、言葉では見聞きしたことと感じたこと、伝えるべきことと伝えたいことを十全に伝えることはできないけれど、僅かでも何か動き続けていれば変わる事があると信じているからです。行動しないうちに変わることは決してないので、望むことがあって、そのためにできることがあるのならば、なんだってしたいと思っています。言葉では伝わらなくても、わかるように示さなければ永遠に分からないのです。
国家とは、宗教の団体とは、誰かが「そうあってほしい」と思う形の体現でしかないのだと思います。善とか悪そのものではないのだと思いますが、それでも大勢の意思がある限り常に少数になる人がいます。
何か理不尽や残酷を目にしたとして、怒り嘆いて別の何かを攻撃することは簡単だけど、そうはせずに、ただ悲しんで寂しがるだけの人でありたいです。
だから、世の中の残酷な苦しみをただ悲しく思って、そのことを形でも示すために静かに祈る人でありたいです。
1日早いけれど、慰霊のために
2016年8月6日
【8/12】読書記録8月(随時更新)
とうとう夏休みに入ったので、目標を立てて本を読もうと思う。
・日頃を手を出さないジャンルの本に手を出すこと
・目標15冊
というわけでザクザク読み進めていきます。随時更新ということでタスクとして積ん読もメモっておく予定です。新しいものが上にきます。
ちなみに買うとかそういう言葉が出てこない本はだいたい地域の図書館、または大学で借りてます。
余談ですが先月のブログのPVが100突破して驚きました。2記事しか書いてないし、ブログのデザインもデフォルトのままで特に他のブログに出張ったりもしてない、完全に自分向けの日記なのにそれだけ見てもらえるとは驚いたね。ありがとうございます。
読んだ本
・アインシュタイン、神を語る
物理学も興味あるのだけど自分の関心と近いところからなら入りやすいかなと思って。
筆者とアインシュタインの対話まとめで、戦争や平和、生きる上での哲学、今後の世界のあるべき形について広範に語り合っている。アインシュタインの優しくて明快な思想に触れることができるので多くの人が読むべき本だと思った。なぜ書庫にあるんだ。二人ともユダヤ人で出会ったのがヒトラーが台頭し始めた頃なので筆者もアインシュタインもそのことに強く影響を受けている。
・入門 現代物理学
・ラブクラフト全集3(文庫)
どれでもいいからとりあえずラブクラフト読んでみようと思って手に取ったんだけど、開いたらいきなり作者の遺書みたいな文から始まっててびびった。ラブクラフトの作品に回想、手記か伝聞体が多いことと基本主人公が死ぬってことを知らなかったのだった。
・神さまってホントにいるの?
えー、初っ端から前読んだ本の読み直しをメモするのか…。また課題で指定されたんだよな。あと1回は最低でも指定されると思って買いました。割愛。
・インドの二元論哲学を読むーイーシュヴァラクリシュナ「サーンキヤ・カーリカー」
某氏に、全くの無知なんだけどなにか東洋思想について知りたい。おすすめはない?と聞いたら勧めてくれた。現在進行形で読んでいる。読みやすい。的確なアドバイスをありがとう。
・これからの正義の話をしよう
正義っぽいことに興味があるのにマイケルサンデル知らないなら触れといたほうがいいよと言われたので(ニュアンス)読みます。
・エミール(2巻以降)
・社会契約論
・饗宴
その他前期の間に読んだことない?って聞かれたけど読んだことなかった大著一覧。裏を返すと聞いてきた人らはこの辺ちゃんと読んでるんだな、偉いな、すごい。どれか1冊くらいは長期休みなんだし読めるか…?饗宴は読んだけど再読希望。
・人倫の形而上学の基礎づけ
これは授業で触れた本。
・Crariel(Abhorsen#4)
これ日本語訳出てないんだよな。3巻までは翻訳出てて、外伝とこれが出てない。タイトルが「サブリエル」「ライラエル」「アブホーセン」「クラリエル」と来てて、すごい響きがいいんだよな。(タイトルは同じ一族の女性の名前という設定なのでそりゃそうか〜って感じだけどそれでも好き。) ずっと読みたいと思ってるんだけど5年待って気配なしだから買おうか買うまいか迷ってる。
・ラブクラフト全集(文庫)
・スピノザ
・アントニーとクレオパトラ
・Holy Bible(聖書)
これに限っては永遠の積ん読。こういう本は順序立てて読む気はないけど手元に置いときたいよね。英語版のNASBです。弟が日本語版を持ってるけどわざわざ英語版買ったのは英語に少しでも触れておかないとやばい…と思ったからだけど聖書の英語は中学生でも難なく読めるレベルだからあんまり意味はない気がしてきた。眠い時にぼんやりと読むつもり。
6〜7月に読んだはいいが記録をとってなかった本
・カラマーゾフの兄弟(1)
・現代思想入門
・20代からのファイナンス
あんまり読んでなかったからやっぱり記事立てするほどでもなかった。特に屍者の帝国は面白かったけど時間が経ってるから感想をつらつら書くほどでもない。解散。
豆乳レポ4〜7月
どうも、豆乳マニアのえなさんです。
スーパーとかで90円くらいで売っている紙パックの豆乳を毎週飲んでます。
この豆乳の魅力は、安さ、飲みやすさ、そして味の種類の多さです。シーズンごとに5種類くらい期間限定味が売ってます。コンプするだけでも大変…そこで味ごとにレビューをつけました。
大雑把な傾向として、甘いものは大体美味しく、すっぱいものはまずいです。
私の好みが反映されていますが、大雑把にどのフレーバーがどんな味がするのか?という味の傾向は分かると思います。
さくらんぼ
美味しさ★★★★☆
甘い!なんだかよくわからないけどさくらんぼのような味がするシロップに更に砂糖加えて豆乳割り!甘い!美味しい!許した!さくらんぼ好きです。
バニラアイス
美味しさ★★★★★
ほどよく甘くて美味しい。甘系豆乳にしては飲みやすい。バニラビーンズはビーンズなだけあって豆乳と相性がいい。王道〜な美味しさ。
プリン
美味しさ★★★★☆
甘い。バニラビーンズ的な味もする普通のプリン。わたしは通常のプリンも飲み物だと思っているプリン好きでもあるので、プリン系というよりこれはもはやプリンだと思う。そうに違いない。
ショコラ(オレンジ香るチョコレート味)
美味しさ★★☆☆☆
青地文句が気になって、つい、タイトルにいれちゃった。
チョコの味の後にまったりした豆乳ののみごたえがきて、ベースにオレンジピールの味がする。ただし、ほどよく混ざっていなくて、バラバラに味がする。まずまず美味しいけど、好みではない。
杏仁
美味しさ★★★★☆
甘い!めっちゃ甘い。安い杏仁豆腐をちょっと濃くして砂糖を足した原液の味がする。糖分の原液だけあってドクターペッパーとかそういうコーラ系に近い飲みごたえ。意外と美味しくてびっくり。
こちらはドクターペッパー。すごく甘い。化学調味料を飲んでる~~!という気分になりたいときにおすすめです。
マンゴー
美味しさ★★★☆☆
よくあるマンゴーもののデザートのマンゴーからシロップ抜いて豆乳にした感じ。少し苦味がある。ちゃんとマンゴーっぽさがあって嬉しい。
黒ごま
美味しさ★☆☆☆☆
ごま&豆乳。穀物&穀物。くどくて飲みごたえがあるから食べ物に近い。ごまは飲み物でないと体が拒絶したけど、友達は美味しそうにしていました。
以上7月までに飲んだ豆乳でした。
他にも季節限定ものがあるので、時期になったらまた公開します。
すごく安いので、ためしてみてはいかがでしょうか?
反アガペー
以前、アガペーについているブログ記事を見かけてすごく悲しくなったことがある。
アガペーいうのは、全能の愛のことだ。元は古代ギリシャ語、キリスト教の用語で、神の愛。どんな人にも等しく与えられて見返りを求めない愛のことだ。
古代ギリシャの愛は他にも三種類の分け方があって、アガペーに次いで範囲の大きな順に、隣人愛、家族愛、性愛と続く。
なぜ分けたのかとピンとこないだろうが、これは「どのくらい人は人を愛せるのか、どう愛することがより善く愛し愛されることができるのか」という話につながる。愛するのはいいことである、ということはこの世の大半の人が頷いてくれる明らかなことでしょう。せっかくだから"いい"愛に巡り会いたいと思うことも自然なことのように思える。
性愛というのが紛らわしいが、現代に合わせて恋愛と言い換えてもいい。つまり個人が個人に向ける熱烈な愛のことだ。
一人を愛することは美しく素晴らしいことのように思える。が、他と区別される特別だから、どうやら博愛ではないし、独りよがりとも捉えられる。(キリスト教的な神の愛とは矛盾するので聖書にこの言葉はないらしい。)
愛されないと人は寂しくなる。アガペーと性愛は矛盾しかねないほどに性質が異なるようだ。だから愛されたいにしても、「どのように」というところは結構大事なのではないか、と思う。
私が以前見かけたアガペーについてのブログでは、こう述べられていた。性愛、家族愛、隣人愛は全ての人を愛していないという点において疑問視されるが、アガペーは完全な愛であり誰にでも与えられるから素晴らしい。だが、そんなものが実在する保証はない、と言っていた。
納得も共感もできるのだが、だからこそ、これで終わりなのはなんだか寂しいな、と思う。
人間は全ての人を愛せない。全ての人を愛するということは、自分が他人を傷つけうるということを肯定して受け入れることであり、並大抵な覚悟ではかなわない。多くの人を愛することのできる人だって愛されたいという気持ちがあるから、並大抵の覚悟では完全な愛など実現できない。私も課題が積もるだけで世間が憎くなる。なかなか難しいことのようだ。
でも私だって寂しい。愛されたい。だけど無償の愛は他人に返しきれる気がしないし、私はそんな愛しかたはできない。何せ、自分に認めたくない嫌なところがある。
自分でも無理だと思ってるすぎたことを望んでもかなわない。だけど愛することができない人がいるとは思わない。一つや二つの趣味や物が好きだと言える人…特に2次元好きには多いんじゃないでしょうか。
多分、いくばくかの友達や家族、巡り合わせが良ければ恋人。それくらいの決して多くない人数がいれば私は満足だ。そのくらいの幸せは望んでもいいのではないかと自分を認めたい。 本当に近しい人々なら、愛する自信があると胸を張って言いたい。そのためになら自分を肯定したいし、できる気がする。
アガペーではなく性愛から始めてもいいんじゃないだろうかと提案したい。私にはそれくらいが身の丈に合っている。
自分が愛せる自信がないからと、無償の愛という理想の奴隷になってずるずると理想を追いかけるだけの日々はきっと虚しく、満たされることはないだろう。なぜなら、かれが本当に欲しいものは形のある身近な愛で、愛を得るために自分の弱みを肯定する勇気から逃げているだけだからだ。
本当に欲しいものからは逃げても追いかけても傷つく。それならいっそ追いかけて傷ついた方が自分を愛せると思うのだが…。
とはいえ、自分の暗部を覗くのは生まれてから何年も掃除してなくて底の知れない押入れを覗くようなものだから、相当な苦痛が伴うことは間違いない。安直に勧めたら人をきっと傷つけるだろう。
だから私はこの記事を書いて、傷ついた寂しい人が少しでも自分を好きになってくれるようにと祈ることしかできない。その際に私の言葉、今日の考えががなんらかの助けとなれば幸いだ。少なくとも私は私を少しは救えたと思う。
読書記録5月
RITUEL(リチュエル)
こんなに美味しいパンが存在していたとは。
金魚について
Twitterのタグで頼まれて金魚について語ったのが我ながら気に入ったのでまとめておく。